入場無料〈Open Air Free Party〉
OASIS: STREET HARVEST 無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
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大分の田んぼとお米に暮らしの中で関わる方法を、生産者たちと共に考える参加型の新米収穫祭。 地域の自然と文化を守る「田んぼの担い手」を増やしていきます。
佐伯市稲垣
竹田市倉木
由布市庄内町阿蘇野
宇佐市
由布市庄内町
九重町
臼杵市
臼杵市
由布市庄内町
由布市挟間町
中津市耶馬渓町
九重町
大分市
豊後大野市
九重町
中津市耶馬渓町樋山路
テーマ “田んぼの始め方”
昨年の「田んぼしよう!」から今年はより具体的に
ゲスト:五十川潤さん麻美子さんご夫妻
司会:大分県立農業大学校1年生 島田麻衣花さん
2023年の春、大分市から耶馬渓町に通って田んぼをはじめた五十川さんご夫妻。ほぼ毎週、休みの日に 通いながらお米作りに取り組んで翌年の春には移住されました。田んぼは今年で3年目です。 「田んぼの作業が終わりに近づいてくるにつれて、楽しかったのにおわってしまうんだ、とさみしくなっちゃって。ここが探していたところじゃないか。と大分市からこの地域に引っ越されました。ご近所のおばあ様と一緒にお茶を飲み、美しい景色を眺めて、その中で暮らす日々をとても大切にされているそうです。
もともと自分たちで食べるものを自分たちで作りたいと考えて、大分県内の農業が出来る場所を探していろんな市町村に問い合わせに行ったそうですが、有機や自然栽培でのお米作りが地域的に難しく、やってみてご近所さんに了解を得て始めることをしないといけない、などの段階を踏むまで時間や労力がかかりすぎたりで 場所を見つけるのが難しかった。でもたまたまこのマーケットで実施された農事組合法人樋桶の郷の皆さんが 行って下さった炭火ワークショップで(樋桶の郷の重鎮のみなさんが勢揃いで参加下さっていた)この地域に 出会って、中島信男さんの遊びに来なさい、とのお誘いで縁が繋がったそうです。 農事組合法人の田んぼは自然栽培で、米作り1年生、2年生用の田んぼからスタートして、いろんな方がそれぞれのやり方で自由にお米作りがスタート出来るそうです。
五十川さんのはじめてみた、貴重な体験をぜひ聞いてみられて下さい。 田んぼは水路管理や草刈りなど共同作業ありき、コミュニティの中で行う農業です。 地域に飛び込んでいく人、受け入れる人それぞれの立場でも参考になるお話が聞けると思います。 今回は樋桶の郷の拠点、樋山路の地元の人である地域の世話役としてもその地域の存続、将来を見据えた様々な手段を講じて来た中島信男さんもコーヒー屋台ともに参加されます。トークショーが終わった後でも、ぜひお話されてみて下さい。 五十川麻美子さんがここにずっと暮らしたい、とお客さんでなく、自分の居場所として人も自然も大切にしたい、それが当たり前だと思えるほどこの地域を純粋に好きになっている気持ちが伝わって来ました。
司会は将来、自分の農園を作るという目標を持って邁進中の大分県立農業大学校1年生の島田麻衣花さん。 実は小学校4年生までこの地域の下郷小学校に通っていて、転校するときは離れたくなくて大泣きしたそうです。中島さんは、「自分が居なくなったあとも、ここは数十年残ると思う。それだけの準備は出来た。」と言われていました。
そんな中津市耶馬渓町樋山路で田んぼはじめてみました、五十川さんご一家のお話です。 どうぞお楽しみに!
ゲスト:岩見宣子さん 横山哲代さん/
内成棚田事務局 平松和昭さん 川島千明さん
司会:徳丸米穀店農村支援室 徳丸純子さん
別府市、大分市という人口密集地で市街地から近い別府市内成棚田。街中に暮らしていてももしかしたら通ってお米作りが出来るかも!と可能性を抱かせてくれる 絶好の立地です。
今年、そんな気持ちから友人二人で大分市から通って実際にお米作りを始めてしまった方がいます。 「主婦でもやってしまいました。」と明るく朗らかなお二人。内成棚田でのお米作りの体験をお話下さいます。そして、そんな地元以外から通ってお米作りをしたい方を受け入れた内成棚田の地元の方の 思いと事務局での受け入れ制度の紹介など盛り沢山の内容を語って頂きます。 司会は大分市の老舗のお米屋さんの徳丸米穀店農村支援室の徳丸純子さん。内成棚田でお米と野菜も育てています。これからの内成棚田の行き先をいろんな立場の方からの意見や思いを分かち合う機会になればと思います。当日、もしかしたら別府の寿司は別府のお米で作りたい、と内成棚田でのお米作りに挑戦されているお寿司屋さんの若大将も参加してくれるかもしれないです。
内成棚田でお米作りをされる地元の方はほぼ兼業で仕事休みの土日に農作業をして先祖代々の土地を守る一家の長男さんの立場の方が多いそうです。 先日、内成棚田のイベントとしての稲刈りに参加させて頂いて、内成棚田の会の会長、梶原聡博さんにも作業しながらこの地域の変遷を教えて頂きました。もともとは別府市ではなく、挟間町エリアだったのが昭和30年の市町村合併で内成の9つの村が別府市に なりました。
「それによって、幹線道路が通って貨幣経済や都市の文化や価値観が入って来て今まで自給自足だった暮らしが急激に変わって、勤めに出てお金をもらう人が大半になった。だから今も兼業で田んぼをなんとかやっています。」兼業で田んぼを守っていくのは想像以上に大変です。勤めに出ても仕事は長時間で唯一の休みは農作業。 尚且つ、苗の生育などお米作りの大事な時期は会社に通いながら早朝と夜にも田んぼの様子を見に行く。 どうしてそんな大変なことが続けられたのかというと「先祖が開いて守って来た場所を自分の代で終わらせられない」という使命感と責任感で必死にやって来られた方が大半だそうです。でも後継者問題はあって、その子供たちに兼業の大変さをやらせられない、という思いや物理的に地元を離れて県外に出ているお子さんも多く この先、の棚田の保全や維持が難しくなっています。かといって外部の人をどこまで受け入れられるのか。 同じようにこの田んぼを大事に思ってくれるのか。制度も含めて課題が沢山あります。
内成棚田は慣行栽培での田んぼが大半ですが、外部からの参加者の方は化学合成農薬、化学肥料なしでの米作りがしたい希望もあってそれにも近年は柔軟に対応されています。 内成に限らず、お米作りを続けている地元以外の方が地元の皆さんの思いを想像して敬意を持って地域に入る。 そして受け入れる側がどのような体制や仕組みを作って、どんな思いを共有して迎えるのか。大変難しい課題をもっていると思いました。 稲刈りをしながら梶原さんが、 「刈った稲は穂と根本を互い違いにして田んぼに置くと、間に空気の層が出来るので一日でかけ干しが終わらなくても水分がこもってかびたりしないで済むんだよ。」と限られた時間で作業を行う兼業農業ならではなのか そういった知恵も教えて下さいました。
「どんなに頑張ってもお天気任せなのが農業のいいところ。これが人対人になるとしてやったのに。とかいう気持ちになるからなあ。」と簡潔な一言が深く心に残りました。 内成棚田の風景はとても美しくて、思った以上に広大でした。今、頑張っている昭和世代の生半可な根性で生きていない地元のみなさんが作っている景色です。田んぼをしたいと思っている人、田んぼの維持を様々な方法で試行錯誤している方が本音で語り合うだけでも違う解決策が出来たりするのかな、と思いました。 出来れば試行錯誤の過程も楽しくやれるように。
今年、やってみた岩見さんと横山さんがどんな思いで自分たちで食べ物を作りたいと思ったのかも 聞かれてみて下さい。どんな暮らしをしてどのように生きていくかを何物にも支配されないと覚悟を決めた人が行動を始めていると思います。 通える別府の田んぼ。可能性が沢山あります。 お楽しみに!
ゲスト:山口賢三さん
今年は令和の米騒動とかでお米が今までよりも価格が上がったこともあり、自分たちでお米を食べる分だけ 作りたいという要望が高まったと思います。 でもそれ以前からこのマーケットでは大分らしくおじいさんが残してくれた田んぼを再開したい、とか お父さんが高齢で自分で引き継ぎたいとか、あるいは自給自足の生活に近づきたい、一から農業をしたいという希望を持つ方が土地や田畑を探す動きが増えてきました。コロナ禍を経て、特に「お父さん」の立場の方も 家族を守るために田んぼを見つけたいと立ち上がる方が多くなった印象があります。
でも、どうやって、地域の誰を頼りにして、誰が窓口になるの?必要な道具や技術は?と最初のスタートの仕方が分からない。特に地縁血縁のない方は市町村の窓口を訪ねても新規就農ならまだしも新規自給田んぼだと ますますとっかかりが分からない。それに口に入るものだから化学合成農薬と化学肥料を使わないお米作りは そのコミュニティの同意や承認が必要なため、話がますます進まない。というようなことに直面します。 そしてそのうちあきらめる方も。
また、大分県に限らず全国的に農業の担い手は減り続けて、耕作放棄地の拡大は止まりません。 先人が切り開いた田んぼや水路もそのまま失われていくのが容易に想像が付きます。特に中山間地の水田の 保水力は優れていて防災の効果も大きいものです。
この地域課題と新たに田んぼの担い手になる可能性のある人が実際にお米作りを始めて、継続して 生産し続けられる方法が、山口賢三さんの「お米作りの学校」です。
山口さんは大分県由布市庄内町に移住されて3年目。他県での農業や既存インフラに頼らない暮らしを実践して、学校を作ることにたどり着きました。お米作りの姿勢と生き方で近隣の皆さんの信頼を得て、様々な試行錯誤を繰り返し、やっと来年の春に開校する準備が整ってきました。 今、学校が起動するために必要な機材等を揃えるクラウドファンニングを始められました。
「家族の分だけでもお米を作る、というところから僕も始まっているので気持ちはよく分かります。 ただ思ったより重労働でやはり仕事が忙しすぎて通えなくなるので断念する、機械の故障が多すぎてメンテナンス代だけでお米作りのコストが上がってしまった。買った方が安いからやめる。とかそもそもお米が上手く出来なかった。味と収量が少なすぎた。などの理由であきらめてしまう方も多いです。そこを解決したい。」
山口さんのお米作りの学校では、栽培技術を徹底的に伝えます。お米作りの機械の構造を理解して、自分でもある程度メンテナンス出来る方法を学ぶ、うまく行かなかった時も土壌分析や稲の根っこの張り方などを分析研究して原因を必ず探る。などしっかり学ぶ、習得する本当の学校を作ろうとしています。
「どんなお米作りをしたいか、どんな生き方や暮らし方をしたいのかも含めてそれぞれの考え方や思いが大事です。ただ基本的な栽培技術がないと収量も上がらないし美味しくないだとやっぱり続かない。やめてしまうと思います。」
山口賢三さんは同じ由布市で「農園てとて」を営む深瀬さんご夫妻からご紹介して頂きました。 誠実で真面目な人柄に、厚い信頼を寄せられていました。 イノシシの被害をふせぐために今年は穂が出てからの約2か月、田んぼのそばで車中泊。 ほとんど家で眠らずにすごしたそうです。結果、割と広範囲のイノシシの被害を少なくすることが出来てご近所の方に感謝されたそうです。 まだ移住されて3年目なのに、地域の方が使っていた休憩所とお米の機材を設置する施設を丸ごと託されていたり、お米の乾燥機や籾摺り機などほとんど譲りうけたものです。乾燥機など巨大な機械を どうやって移転させたのか不思議でしたが、全部部品をばらして運んで組み立てたとのこと。しかも全部自分だけでやってのけていました。 「構造は単純なので分かりやすいですよ。機械のどこが消耗しているかもわかるので早めに取り換えなどしておくと故障しなくて済みます。」
お米は結構簡単に出来る、とはよく聞ききますが、それでも栽培の過程でここが肝心!というのは山口さんの場合は育苗。細心の注意を払って栽培技術を向上させよう努力されています。
山口さんのお話をお聞きして、「家族が生きていけるだけ作れれば。」とだけぼんやりと思っていましたが、せっかくやるなら美味しいお米を収量多く作りたいという気持ちになりました。そのための学校が始まる。こんな素敵なことあるかな、と思いました。
耕作放棄地や農業の担い手の不足の現状の課題。 これまでじゃあどうしたらいいの、という解決策をいろんな方が講じてきました。中津市の農事組合法人樋桶の郷、棚田オーナー制度を設定した別府市内成棚田。山口賢三さんの「お米作りの学校」は解決策の一つに育っていくと思います。
より良い、楽しい学びの場になるように大分に暮らす人があるいは大分につながる人が寄ってたかって 応援出来るすばらしい取り組みだと思います。
「今ならまだ間に合います。耕作放棄地を田んぼとしてよみがえらせることが出来ると思います。」 お米を食べる人は皆さん当事者です。一緒にその目標が叶えられるように、山口さんのトークを楽しみに参加されて下さい。沢山質問を受け付けます!
クラウドファンディングも始まっています。大分の今のお米作りの現状もよく理解できるように説明されています。ご賛同いただけたらありがたいです。
→クラウドファンディングの詳細はこちら
ゲスト:蕨原おわて 時松和弘さん/大地酒造 池田司さん
ゲスト兼司会:とよくに農園 平山貴之さん
「腰を曲げて作業して痛くなったら曲げ伸ばしすると、目の前に田んぼと谷川と山の景色が見える。 この田を切り開いたご先祖様もこうやっておんなじように作業して同じような景色を見ていたのかな、と思います。」(時松和弘さん)
今回お話頂くのは、九重町飯田高原で飯田の文化や昔ながらの知恵ある暮らしを実践されている蕨原おわての時松和弘さん。 七年かけて酒蔵を事業継承し、佐伯の酒造りを守っている佐伯市の大地酒造(代表銘柄花笑み)の杜氏である池田司さん。竹田市倉木で「お米で出来ることを全部やる」と宣言してお米専業農家をされている、とよくに農園の平山貴之さんです。
二年前にマーケットの新米収穫祭を新嘗祭に改めました。戦前は勤労感謝の日は新嘗祭。 その年の新米を天皇陛下に献上してから、各家庭で今年もまた主食の米という糧を得られたことに感謝して神様と共に頂く。そんな習慣があったそうで、いまだに11月23日に新米を頂くご家庭もあります。 意識せずとも生活習慣になっている神道の習わしや祭祀、五穀豊穣への感謝。今年、田植えや稲刈り程度ですがいろんな田んぼでちょっとだけさせて頂く機会が多かったのですが、農作業の段取りや手順、集団での仕事、お祈りの習慣など知るにつれ、農業をしていない自分の生活や仕事の習慣や考え方や価値観もこの田んぼ作業からきているのではないかと思い始めました。 様々な学びを少しずつ得て、新米収穫祭という言葉ではお米作りに関する「いろんな」部分の表現が足りないような気がしていました。 新嘗祭は先祖から繋がる習慣と知恵と神聖さを内包している響きだと感じています。
オーガニックスナック企画で酒蔵さんとのご縁を頂いてから、地域コミュニティの中に田んぼがあり、酒蔵があること、そこで暮らす人が大小さまざまな役割を担っていること。地域を存続するための創意工夫がされていること。お米を作ることは水の確保に始まり、自然環境の保全と収穫を上げるためのインフラ整備など土木技術やお米そのものの品質向上の技術、農作業の簡略化への工夫など先人の知恵の集大成が田んぼだということに気が付きました。全ての学問は農業に還っていくのかもしれないほど様々な分野の学びも集約されています。 収穫祭の感謝、とよく聞きますが何に感謝するのかな、と具体的に考えると何も考えていなかったことに気が付きました。お米がごはんになるまで、もっとさかのぼると山が棚田になるまで、平野に水が渡って田んぼになるまで始めた人が居て、続けた人がいて今ごはんが食べられています。 何物にも代えがたい食料を生み出せる場所が田んぼです。だからお祭りして神聖な気持ちで田んぼの仕事に臨めるようにする。食べ物は本来全て尊く神聖なもの。 食べ物はそうやって作られて来たもので、口にするものを大事に育てるのは当たり前だったと思います。 日本人の精神性に深く根差している田んぼが今、残っているうちにどうやって先祖が命を繋いで来たのかも 振り返る必要があると思います。
なぜ田んぼが大事なのか、お米と日本人の関係や、お米から出来る日本酒のこと、そして近年の大分のお米作りについても様々な立場とご経験からお話をして頂きたいと思います。 いろんな方に聞いて頂きたいです。
田んぼの生き物と自然 展示・解説
田んぼはお米の清算現場だけではなく、生き物のすみかでもあり、その命を育む場所でもあります。 目に見えない微生物から、昆虫、両生類、蛇、鳥類などなど多くの種類の生き物がその田んぼの環境に合った場所で生きて、人間には見えない相互関係も含めて存在しています。庄内町でお米作りをする地休地足の平野さんは「生き物が多くいる場所のお米は美味しいと感じる。」と平野さんの田んぼの上だけトンボが飛んでいる風景を見たことがあります。 有機JASに変わる指標として生き物の多様性と数で安全性の指標を立てられないかという研究や取り組みも検討されているそうです。 また、田んぼの保水力が水害の防止にもなっています。田んぼがある環境そのものがどんなに大きな恩恵を もたらしているのかを知ることもできます。
九重ふるさと自然学校では、生き物や自然について研究されている皆さんが、分かりやすく、楽しく 自然とともにある環境の素晴らしさや心地よさ、楽しさを教えてくれます。これまでもマーケットとオーガニックフェスタに参加して頂いて、プール田んぼに実際に生き物を放して観察できたり、佐藤ファームさんでの除草体験では田んぼの生き物観察会を開いてくださって、大人も子どもも知って、触れて、生き物の大切さどんな役割を果たしているのか循環のお話に深く納得する方も多かったです。 今回も阿部さんが実際に九重町の田んぼに生息している生き物について展示・解説をして下さいます。人間にとって都合がよい環境と生き物の種類という分け方は出来るはずもないことがよく分かります。
また、今回のイベント開催のためのドネーションエコバックの生き物監修は阿部さんが引き受けて下さいました。以下は阿部さんの監修の説明です。
生きものの解説についてですが、ゲンゴロウという言葉には狭義のゲンゴロウという意味とゲンゴロウの仲間という2つの意味があります。ゲンゴロウの仲間という意味であれば、現状の説明で問題ないのですが、ゲンゴロウというゲンゴロウの説明だとすると、ゲンゴロウ(というゲンゴロウ)の主な生息地は田んぼというよりももう少し深い池や沼という印象があるので、少し違うかなぁと感じました。 「ゲンゴロウの仲間」と記載するのであれば現状の説明で大丈夫だと思います。
※例えば、フクロウの仲間にはフクロウ、アオバズク、シマフクロウ、トラフズク…と 様々なフクロウがいるのですが、例えば一般の方にフクロウの写真を見せながら、「これがフクロウです」と説明すると「なにフクロウですか?」と質問を受け、それに対して「フクロウというフクロウです」と返答することがしばしばあります。ゲンゴロウにも同様のことが言え、ゲンゴロウというゲンゴロウがいるほかに、シマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、コガタノゲンゴロウ、クロゲンゴロウ…と様々なゲンゴロウがいます。 様々なゲンゴロウの例として挙げたシマゲンゴロウなどの主な生息地が田んぼであるのはその通りなのですが、よりによって、(ただの)ゲンゴロウの主な生息地が田んぼであると言うとどうかなぁ…というところなのです。
研究者としての誠実さと、出来るだけ分かりやすいようにと説明して下さる姿勢がとてもありがたいです。 純粋な情熱を持ち続けている研究者の皆さんを心から尊敬しています。当日はお楽しみに!
酒は米から オーガニックスナック
これまでのスナックでご紹介した酒蔵から四蔵が登場!新嘗祭のために杜氏・社長・女将が来てくれます!!
お酒は各蔵2種類ずつ、異なるテイストのものを楽しめます。飲み比べは、各蔵よりお好みで1種類ずつ選んで4杯のセットにするスタイル。和らぎ水として仕込み水のご用意あります!寒くなったので燗酒もやりますよ。
大地酒造 池田司杜氏 (13時より来場)
〇 純米80
精米歩合80%の複雑な旨味を持ちながら、しっかりとした酸を合わせてもつお酒。ぬる燗がおすすめの秋冬限定酒。
〇 ドルチェ
『甘さ』×『酸』を追求した酒。糖類など添加物を一切使わない自然の甘さ。程よい酸もあり、飲みあきしない甘口です。ワイングラスで飲むのがおすすめ。
佐藤酒造 佐藤俊一郎社長
〇 久住千羽鶴 生酛造り
2年熟成の辛口で酸味が効いた味わい。常温〜温燗向け。
〇 久住千羽鶴 山廃造り
3年熟成の甘口濃醇な味わいで、常温〜熱燗向け。
中野酒造 中野淳之社長(お昼まで)
〇 ちえびじん 純米酒
精米歩合70%でも綺麗で旨みがあり、キレのある純米酒を醸したいとの想いで造られました。芳醇な甘みと香りがあり、キレのあるのど越しが特徴的。地元杵築産ヒノヒカリ使用。
〇 智恵美人 純米酒
精米歩合70%でありながら綺麗で米の旨味を楽しめる純米酒。落ち着いた香りで、さまざまな料理に合わせやすい一本。
藤居酒造 藤居徹社長・由希子女将
〇 龍梅 純米酒
地元野津町の契約米「若水」で仕込んだ純米酒。精米歩合60%で、香り酵母らしい風味豊かな味わい。
〇 龍梅 純米吟醸
山田錦を50%まで磨き、洗米から仕込みまで「久保ん谷湧水」を使用した手造りの純米吟醸。
田んぼをはじめる相談コーナー
一から田んぼを始めようとするとき、誰に相談したらよいか分からない。 と、マーケットでもよく尋ねられます。お米作りは畑と違って自己完結で農作業を進めることは出来ません。 水路というインフラは地域の共同体で維持・管理しているからです。 そんな訳で田んぼをどこかで始めたいと思ったらその共同体の中に入ることになります。 そして地域の人と新しく始める、あるいは移住した人を繋ぐことのできる「世話役」をしてくれる存在に出会えたら幸いです。
この相談コーナーでは、新しく田んぼを始める方の個別相談や最低限知っていてほしいことなど、お米作りの技術や知識や機械や制度の他に、新たなコミュニティに入る時に必要な心構えやその地域でどんな暮らしで価値観を持っているのか学ぶ姿勢の在り方など様々な視点から相談が出来ます。 そんな相談役は今回はお二人です。
宇佐市院内町 NPO法人AmaRi代表
衛藤めぐみさん
栄養士の知識を生かしてこれまで様々な活動を地元でされてきました。現在は地元の高齢者が集まるサロンを運営しています。大きな台所でめぐみさんのお父様が育てている野菜とお米を中心に料理をし、高齢者の方と共に食卓を囲み、週に一度はサロンの縁側に魚屋さんも移動販売に来てくれます。様々な季節の行事もされていて、自分で居酒屋に行くこともできなくなった方が多いので庭でビアガーデン企画をしたことも。
歳を取って、その身になってみないと分からないことがめぐみさんの活動を通じて知るようになりました。
地元の宇佐産業科学の家政科の生徒に郷土料理を伝え、学校の中でも農業科と家政科を繋ぎました。
今、めぐみさんが取り組んでいるのはこの院内の地域と文化と農業を守ること。
高齢化と人口減少が進む地域はお米を作るための水路整備を続けるだけでも大変な労力とコストがかかります。でも一旦、水路がダメになって放置したら、田んぼも作らなくなって5年もたったら再開するのは難しくなります。そうしないためにも地域に大学生や様々な専門家を招いて食育を通じた取り組みで地域の宝どうしを結び、新たな魅力を引き出し、教育で地域文化の継承の仕組みまで作ってしまった人です。
「小さい頃かわいがってくれたおじちゃんおばちゃんが一人暮らしになってどんどん痴呆が進んでいくのを見るのが悲しかった。」と見るに見かねて古民家を借りて、郷土料理を教えてもらって一緒に作り、食べることをするとどんどん皆さんが元気になったそうです。今のサロンでも「最後まで地元で暮らしたい」と願う高齢者の皆さんの願いを叶えられるように奮闘し続けています。見送った方のお子さんからは地域に最後まで暮らすことが出来たことを感謝されることもあるそうです。お父様の農業の仕事をずっと一緒に見て来ためぐみさん。
田んぼと農業の現実、小さなコミュニティで暮らし続けていくことの大変さと温かさと楽しさを伝えてくれます。以前、Uターンで帰って来た若者が地元のスーパーでも高齢者のお茶のみ場を作りたい、そういうコミュニティを作りたいと相談されていたことがありました。めぐみさんが「自分の家の店なんだったら、まずはあなたが、自ら紙コップではなく、ちゃんと茶葉から急須を使ってお茶を淹れることから始めてみて。」とアドバイスされていました。そうやっていろんな方の居場所を地域に作って、続けて来られたのだと理解しました。 でも気軽に相談されてみて下さい。きっと力が湧いてくると思います。元気で温かい、そして気合の入った素敵な人です。
樋桶の郷はとにかく美しいところです。山も川も豊かで、田畑やお宮や家々も美しくまとまっています。 中島さんはこれまでそんな故郷をどうやって守っていくか、ありとあらゆる手を尽くしてこられた方です。 しかもなかなか思いつかないアイデアとそれをかたちにしてしまう実行力と速さといろんな人を巻き込める実行力。という方なので毎月一回はマーケットで中島さんの珈琲屋台で人生相談や仕事の相談会をして頂いています。これまでされて来たことの一部をご紹介すると、
その他、看板娘が80代まで頑張った地域で運営した雑貨店「ノーソン」などなど様々な活動をされてきました。最近はこの美しい場所そのものが遊び場、と田んぼひらきのイベントなどを通じてこの地域の良さを伝えられています。まさに地域の「世話役」になって下さる方です。 地域と移住してくる人を繋げることは紹介して終わり、ではなくそもそも最初に認識の齟齬が起こらないように説明したり、内容に最初から仕組みや制度を整えたり、価値観が違う人たちの間の通訳をしたり、それでも問題が起こったら場所を設けて解決できるように心を尽くして、一緒に向き合ってくれる役割も果たして来られました。「嫌なことも言わないといけないこともある。」とその地域に根差して生きていくのは思ったよりも簡単ではありませんが、何世代にもわたって中島さんの住む地域は、他県からの集落ごとの移住も受け入れて来た場所です。長い年月をかけて一緒に暮らしていくための知恵や考え方を培ってきた場所でもあります。 中島さんがそっとかけてくれる言葉に励まされたり、居場所が見つかったりと気を取り直すことが出来る人が多いと思います。何より自分が生まれ育った場所を「ここが素敵でここに居たい。暮らしたい。」と地域を愛してくれる人が来ることが、「世話役」をやれてしまう、続けていかざるを得ない人にとっては大きなモチベーションになっていると思います。
現実的な田んぼの準備や、画期的な農事組合の仕組みなどもぜひ相談されてみて下さい。 そして同じように田んぼの担い手を受け入れる側の地域の皆さんも中島さんと一緒に課題を共有できたら 解決のアイデアや地域を超えての助け合いが出来るのではと思いました。 中島さんは役所を退職されたあとは、木工作家で活躍されています。今回は個展を控えながら参加して頂くことになりました。珈琲を飲みながらゆっくりされて下さい。
田んぼ始める相談コーナーが今回から本格的にスタートしました。初回、これ以上ない相談役のお二人です。 また、出展頂いている生産者の皆さんもそれぞれの地域の相談役です。沢山、お話されて下さい。
お米ポン菓子ふるまい
新嘗祭毎年恒例、お米ポン菓子プレゼントを実施しております。今年はこだわりふぁーむ仲道さんの玄米のポン菓子を来場の方にお渡しします。 あえてきび砂糖での味を付けずに今年は玄米の香ばしさや甘さを味わって頂けたらと思います。無くなり次第終了です。
このポン菓子の機械はとても画期的でお米以外にも栗や銀杏、麦や大豆なども加工できます。 特に穀物は加熱するので長期保存が可能になります。 羽田野ポン菓子製造所はおじい様が創業して、三重町の生産者の皆さんや、地元の皆さんがよく通われています。特に栗の時期は大忙しです。 毎年のマーケットの新嘗祭にも協力頂いて、ポン菓子ふるまいは名物コーナーです。 大人も懐かしい、子どももお米の美味しさに目覚めてちいさな手を差し出して「お米ください」というのがかわいいです。
お米から出来る加工品は沢山あります。そのひとつ、ポン菓子の文化を守っていきたいという羽田野さん。
このやさしい味わいが子どもたちの記憶に残ったらと思います。大人にも子どもにもプレゼントいたします。世代を超えて味わってください。お楽しみに!
※無くなり次第終了なのでご了承下さい。
大分県大分市中央町4-1
駐車場はございません。公共の交通機関でお越しいただくか周辺のコインパーキングをご利用下さい。